お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(45)9日、X(旧ツイッター)を更新。税金について伝えたいことを語った。
西野は「選挙が終わったこのタイミングで、ひとつだけ伝えておきたいことがあります」と書き出し、「とても大切な話なので、お父さんお母さんは、いつかお子さんに話してあげてください」と呼びかけた。
そして「選挙前になると、一部の政治家が『税金はお金持ちから取る』という言葉を口にします。選挙権を持つ人の99%は、いわゆる『お金持ち』ではありません。この言葉に票集めの意図が含まれていること自体は、選挙という仕組み上、理解できなくもない。ただ、それでも、この表現は一線を越えています。なぜなら、税金は本来『取るもの』ではなく、『託されるもの』だからです。税とは、国民が社会の未来を信じ、『この人たちなら、より大きな価値にして返してくれるだろう』と期待して預ける、運用資金です。つまり税は、コストではありません。投資です」と伝えた。
続けて「もちろん、税には再分配やセーフティネットとしての側面もあります。ただし、その役割を果たすためにも、前提として必要なのは『預かった資金を、どう運用するのか』という姿勢です。その意味で、国は本来、世界最大のファンドマネージャーでなければなりません」とし、「集めた資金をどう使い、どんな価値を生み、どんなリターンを社会に返すのか。その説明責任を負う立場にある。この視点に立った瞬間、『税金はお金持ちから取る』という言葉が、運用者としての自覚を欠いた発言であることが、はっきりと見えてきます。運用資金を託される側が、『取れ』という動詞を使った瞬間、関係性は壊れる。そこには『増やして返します』という覚悟が存在しない。投資の世界で、『とりあえず金を出せ。成果は後で考える』と言う運用者が、信頼されるはずがありません」と言及した。
そして「税も同じです。税金を『取る』と言う人間は、すでに運用責任を放棄している。増税に賛成か反対か、という話以前に、政治家自身が『国民から運用資金を預かっている』という意識を持てていないことが、最大の問題です。言葉の選び方には、もう少し慎重であってほしいと思います」と思いをつづった。



