フォークシンガー松山千春(70)が8日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。作曲家、編曲家の青木望(あおき・のぞみ)さんが2月20日に94歳で亡くなっていたと明かした。

青木さんは松山の初期の代表曲「大空と大地の中で」(1977年)やファーストアルバム「君のために作った歌」(1977年)に収録の多くの楽曲の編曲を手掛けていた。松山は「自分も昨日、おととい分かったことなんですけど、俺がデビューして、まもなく『君のために作った歌』というアルバムを出したんですけど。そのアルバムを何曲もアレンジしてくれた青木望さん、2月20日に94歳でこの世を去ったということです」と切り出した。

「まぁ、青木さんには、レコーディング中、アレンジしてもらってますから、いろんなことを言われましたけど、本当に音楽の好きないい人でした。『大空と大地の中で』をレコーディングしている時に『千春くん、最後、音がいっぺんに上がるんだけど、これ声出る?』って言われたんだよ」と当時を回想。

「大丈夫です、ちゃんと出ますから、歌います」と返答すると「オクターブ上がるんだよ?」と聞き返され、「ちゃんと出ますから」などのやりとりがあったという。「そんな思い出があった青木望さん、お疲れ様でした。いいアレンジをしていただいて、ありがとうございます。これからも松山千春はいい曲をつくり、また自分らしい音楽を続けて行きたいと思います」と力強く宣言。最後に青木さんが編曲した「君のために作った歌」を放送した。

青木さんは78年、テレビアニメ「銀河鉄道999」の音楽を担当。編曲では尾崎紀世彦や、やしきたかじんさんの「砂の十字架」を担当。

生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。