小坂菜緒(23)が1人で登場し、一礼をして指揮棒を振って幕が開けた。「世界にはThank you!が溢れている」「One choice」「愛はこっちのものだ2025」と続け、大歓声が上がった。藤嶌果歩(19)が「かっこいいところもかわいいところも、1秒たりとも見逃すんじゃね~ぞ!」と焚き付けると、地鳴りのようなコールが沸き起こった。
昨年の「ひな誕祭」から、グループは大きな変化を迎えた。グループを長く支えてきた一期生が全員卒業し、新たに加わった五期生が多くの経験を積んだ。転換期を迎えた中でも全国ツアーなど挑戦を重ね続け、パワーアップした姿で横浜スタジアムに帰還した。
五期生の大野愛実(18)はセンターを務めた最新シングル「クリフハンガー」を表情豊かに披露し、五期生楽曲「好きになるクレッシェンド」では片山紗希(19)がキュートにコールをレクチャー。昨年は初々しく自己紹介をした地でファンに成長した姿を届けた。
現在グループで最もベテランの二期生、小坂は「この2日間、日向坂46史上初の大雨ライブも経験して。毎年毎年最高を超えていくライブをできていることが幸せです」とかみしめた。
終盤の「JOYFUL LOVE」では、ファンがペンライトの色を変えて作った鮮やかな虹色を見ながら、キャプテン髙橋未来虹(22)が「7年間はいろんな物語がありましたが、どんな空模様でも、私たちとおひさま(ファンの総称)が出会えば最高の景色が見られる。8年目、どんな道に進むのか、私はとてもわくわくしています」と真っすぐな目で思いを伝えた。
大歓声を受けてダブルアンコールに突入すると、藤嶌が初の単独センターを務める17枚目シングル「Kind of love」を5月20日に発売するとサプライズ発表し、初パフォーマンス。グループカラーの空色のペンライトで染まった会場で、おひさまの光を受け最高の輝きを放った。【寺本吏輝】
○…4日の初日公演では「三期生LIVE」としてZeppツアー開催がサプライズ発表された。上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の4人で、8月5日に大阪、6日に名古屋、17日に東京の全3公演を回る。発表された瞬間に4人は思わず涙を流し、抱き合って喜んだ。
○…生バンドでの演奏が行われた。「ひな誕祭」として初めてついたサブタイトルに合わせ、楽器の音色も鳴り響いた。メンバーもそれぞれ楽器演奏に挑戦。金村美玖(23)がドラムソロをクールにたたききって「君はハニーデュー」へ入るなどして盛り上げた。



