9日に86歳で亡くなった中村玉緒さんが公の場に登場したのは、23年1月、都内で行われた映画「大菩薩峠」(60年、三隅研次監督)の4K上映記念のトークイベントだった。同作で一人二役を演じ、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した。
悪女と清純な女性を演じ分け評判を呼んだ。玉緒さんは「『何するのよ!』が『何しますの!』と関西弁になってしまった」と笑わせたり、主演した市川雷蔵との思い出を語った。
当時珍しかった海外旅行のおみやげを雷蔵に渡したことなどを振り返り「雷蔵さんと結婚すると思ってたんですけど、主人と結婚したんです。主人も『雷ちゃんと結婚すると思ったら、僕と結婚したんだね』って」と笑って、夫勝新太郎さんとの会話を明かした。
勝さんについては「優しかった」と言い、「縮れ毛で、髪の毛を切ってあげていました。『玉緒ーっ!』って呼ぶので、ハサミやバリカンで」と、楽しそうに話した。
体調管理については「朝食べて、お昼も食べて、きっちりしてます。入院するような病気はしたことない」と話していた。
ピンク色の着物で登壇した玉緒さんは「『夢スペ』を撮るための着物も作ってます」と、TBS系の特番「さんま・玉緒のお年玉! あんたの夢かなえたろかスペシャル」に出る意欲も見せていた。



