MBSテレビの虫明洋一社長(64)が14日、大阪市内で会見し、しばき隊報道について改めて謝罪した。

同局は今年2月13日、「(昨年7月に行われた)参政党のイベント会場近くで、抗議活動をしていた男性たちから暴行され、重傷を負ったとして、男性が警察に被害を訴えた」というニュースを報じた。

しかし、抗議活動をしていた男性側から現場で「“しばき隊”と名乗っていない。“しばき隊”というグループは存在しておらず、名乗るはずがない」と抗議を受けた。

同局の前では抗議活動も行われていたが、3月19日になって「MBSでは、被害届を出した男性の認識や、抗議活動をしていた男性たちの1人が報道時にSNS上で“ニューしばき隊”と称していたことなどを確認したこと、また捜査関係者への取材に基づいて、『“しばき隊”を名乗る男性たち』と表現しました。しかし、抗議活動をしていた男性たちは現場で“しばき隊”と名乗っておらず、男性たちが現場で“しばき隊”と名乗ったと受け取れる、誤った表現でした」と認め、「訂正しておわびいたします」と謝罪した。

今月5日放送の「MBSM、マンスリーレポート」内で、改めてこの問題を総括、謝罪していた。

虫明社長は、被害者とのやりとりは明かせないとした上で「マンスリーレポートの放送の中でもおわび申し上げましたけれども、今回の件は毎日放送としては、片方の当事者しか取材していない。しなかったために、2人の男性を加害者と断定的に報じた。そのことで、2人にご迷惑をかけたことには、番組でもおわびの言葉がありましたけど、私の方からも改めておわび申し上げたい」と改めて謝罪した。