演歌歌手の須賀亮雄(すが・りょう=27)が21日、東京・四谷の須賀神社で、22日発売の新曲「蔵王の風」ヒット祈願に出席した。
同曲は作詞田久保真見氏、作曲南乃星太氏、編曲伊戸のりお氏による、「父への思い」を深く込めた曲となっている。
川崎の駅前で2年間続けた路上ライブで関係者の目にとどまり、昨年5月、メジャーデビューとなった。
デビューの経緯については、21年12月放送の日本テレビ系「歌唱王」の出演がきっかけとなった説もあるが、須賀はこれを否定。「あの時点で(デビューの話は)全くなかった」。
「歌唱王」出演時は大学4年だった。「卒業してすぐに東京に出てきて、路上ライブを2年やったところで関係者の方に声をかけていただいたのがきっかけです。その路上ライブをやり始める前、上京してから10カ月の間だけですけど、一時期正社員で働いていた時期もあった」。
だが、夢だった“プロの歌手”にむけ、退路を断った。「大学職員だったのですがそれを辞めて、路上ライブを始めたんです。履歴書的には真っ当な人生からはレールを外れてしまったので、後には引けないっていう思いもありましたし、絶対かなえるまでやり続けると思っていました」とその執念を語った。
路上ライブでは演歌を主体に歌っていた。路上ライブで演歌はレアだ。「年配の方は足を止めて聞いてくれるけど、若い方は止まってくれない。だから、玉置浩二さんとかも歌った」とすると、「足を止めて聞いてくれた方が自分の歌を聴いて演歌を聴くようになったといってくださるのが、やっていて良かったなって」と振り返った。
この経験は、ショッピングモールでのキャンペーンにもつながっているという。今回のカップリング曲「紫陽花」はバラード曲。「次のファンを増やしていくためのヒントにもなるような曲」とアピールした。



