テレビ東京の元官邸キャップの名物記者、篠原裕明氏が23日までに自身のXを更新。公式発表を前にSNSで訃報を投稿する行為に対し注意喚起を行った。
篠原記者は22日午前「特定の著名人の方の安否に関する情報がネットで飛び交っています。このような場合は、第三者としては、お元気かどうかについての公式な見解を待つのが適切でしょう」と投げかけていた。
同日午後1時、編集者で評論家の山田五郎(本名武田正彦=たけだ・まさひこ)さんが出演していたYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」が「本日15時、山田五郎所属事務所より当チャンネルの動画配信にてご報告がございます。よろしくお願いいたします」とポスト。そして午後3時更新の動画で、山田さんが14日に67歳で亡くなっていたことが明かされた。結果、本動画が公式発表となった。
山田さんの訃報をめぐっては、親交の深い関係者の一部が公式発表を前にSNSで事前に伝える展開となっており、物議を醸していた。
Xでも訃報のフライング投稿をめぐって「訃報は基本的に親しい人や知人に人づてに 静かに厳かに伝えるものだと思う まだ本人と遺族側が何も知らせてなければ 知ってほしい数人に 例えばDMや直接伝えれば良かったのでは」「これ、さ。一般人よりも業界人というか、メディア寄りの人のモラルの方が問題じゃないのっけ。だって、一般人ってプレスないと分からんはずじゃん」「山田五郎さん訃報のフライング投稿だけど。部外者なのでよくわからないけど、こういうのって 親しい友人や関係者には『◯日◯時に発表しますので、それまでは発信を控えてください』と言っておいたけど、公式発表が遅れたせいで、結果的に関係者のフライングになったりすることも、ありそうではある」などと書き込まれていた。
篠原氏は小学生のころに「天才・たけしの元気が出るテレビ」に出演し、「ちびっこ篠原くん」として人気を集めた異色の経歴の持ち主。04年にテレ東に入社し、制作局でバラエティー番組制作に携わった後、報道局に異動。18年に官邸キャップとなり、分かりやすい政治解説で人気者となった。昨年12月からは朝のマーケット報道番組「Newsモーニングサテライト」(モーサテ、月~金曜午前5時45分)のデスクに異動。Xでは政治や時事問題の解説の他、落語や音楽など趣味の分野も投稿し、4万9000人を超えるフォロワーがいる。



