若手漫才師の登竜門「第47回ABCお笑いグランプリ2026」決勝が26日、大阪市のABCテレビで行われ、結成8年目のお笑いコンビ、ゼロカラン(ワキユウタ=30、たいが=31)が優勝し、賞金100万円を獲得した。
決勝戦ファーストステージBブロックを突破すると、金魚番長、豆鉄砲との決勝戦ファイナルステージを制し、出場総数583組の頂点に立った。
主要なお笑い賞レースを制するのは初めて。ワキは「優勝みたいなのをしたことなかったんで、まさか優勝できる芸人やったんやなっていうのがうれしい。まだまだこれからですけど、いったん認められたのはうれしい」と素直に喜んだ。たいがも「芸能界を生きる、テレビに出たりするのが夢。スタートライン。クラウチングせえと言ってもらえたみたい」と喜んだ。
昨年から、決勝で争った金魚番長とともに新ネタ5本ずつ披露するライブと、新ネタ8本を作る単独ライブを毎月開催。腕を磨いてきた。結果、「ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~」「M-1グランプリ2025」とたて続けに準決勝進出。その勢いのまま今回の優勝に結びつけ、ワキは「若手では劇場で番1番(ネタを)やってる自信があったので実って良かった」と胸を張った。
大阪・箕面自由学園の同級生。たいがが「山本太郎さんの母校」と話すと、ワキがすぐさま「ピリつくから出すな」とツッコんで笑いを誘った。
たいがが子役としてサンミュージックに所属していたことから、当初はサンミュージック所属でお笑いを始めた。
しかし、ワキが「大阪でNSCに入る予定で、サンミュージックはいい事務所なんですけど、やりたいお笑いが吉本だった」こともあって、「売れたときに吉本の人と吉本の番組に出るのが夢やったんで、『吉本行きたい』と言った」とあふれる“吉本愛”を、ブッチャーブラザーズのリッキーことサンミュージックの岡博之社長に直訴。社長から「行ってこい。俺も行きたいくらいや」と背中を押してもらい、「それもあったのですごい頑張れた」と感謝した。
あこがれるの先輩はお笑いコンビ千鳥。ワキは「笑われたいです。『お前ら、おもろいな』って言われたら、下品ですけど、脳汁がすごいと思います」と“千鳥愛”もにじませた。
待望の賞レースを獲得し、次なる目標はもちろんM-1グランプリ。ワキは「ずっと目標にしている。このABCを取って、M-1につなげようという意気込みで今日もやってました。M-1に優勝して、劇場にも貢献しつつ、2人ともテレビスターになりたい。人気者になりたい」と目を輝かせると、たいがも「これはまったく一緒。M-1に優勝して、劇場にしっかり出ながら、全部のテレビに出たい。NHKの囲碁の番組とかにも出たい」と希望していた。



