20th Centuryの坂本昌行(55)と元宝塚歌劇団雪組トップの女優望海風斗(42)が7日、都内の日生劇場で、ミュージカル「ファニー・ガール」(8日から、同所など)のゲネプロ取材会に出席した。
波瀾(はらん)万丈の人生を送った女優ファニー・ブライス(望海)と、ギャンブラーの夫・ニック(坂本)の物語。1964年にブロードウェーで初演され、2022年にリバイバル版が上演された。
演出家のマイケル・メイヤー氏は、日本版の同作に「今回の『ファニー・ガール』が一番のお気に入りの作品です」とお墨付きをつけた。「今回の作品がいかに特別かということは、日本オリジナルのバージョンが作れたということだと思うんです。長年この作品を作ってきましたが、いろいろと直したかったところを今回に含めていると思います」。名作によりアップデートがかかった格好だ。
坂本と望海について「とにかくおふたりの芸術性、プロ意識に感謝」と全幅の信頼を寄せている。「コメディーはおふざけになってしまうことがあるけど、おふたりは真摯(しんし)に向き合ってくれて、コメディーはそういう緊張感から生まれると思う」と両者の理解度の深さは言うことなしだ。
初日を控え、坂本は「日本のミュージカル史の中でも『ファニー・ガール』はみなさんの心の中に残る作品になると思います。たぶんこの作品は見ないと後悔することになると思うので、ぜひ劇場にお越しください」と力を込めた。望海も「ミュージカルを続けてきて良かったなって思えるような瞬間がたくさんあります」と演じながら心を震わせている。「人生の中で何か重なる瞬間だったり、人生に寄り添ってくれている作品でもありますし、これぞミュージカルっていうシーンもあります。たくさんの方に届いて欲しいなって願ってやまないので、劇場で体感して欲しいです」と呼びかけた。



