元テレビ朝日社員の玉川徹氏は10日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演した。
今年11月に行われる米国の中間選挙を見すえ、テキサス州ダラスで9日夜(日本時間10日午前)、トランプ大統領のおひざ元、米共和党で党大会が始まったことをめぐり、「(トランプ氏が米国の)インフレを抑えられない限り、中間選挙も大統領選も厳しいのではないか」と指摘した。
番組では、放送中に党大会会場とつないで生中継。この時はトランプ氏が登壇する前でもあり、約2万人収容だという会場の一角には、まとまった形で空席が確認されるなど、いまひとつ盛り上がりに欠けたような状況が伝えられた。そもそも党大会は4年に1回の開催で、通常なら次の予定は2028年だが、イラン攻撃や物価高騰の影響で岩盤支持層にも「トランプ離れ」が伝えられており、苦戦の可能性もある中間選挙前に、トランプ氏の支持固めを視野に異例の形で開催されることになった背景がある。
番組ではパネルコーナーで今回の党大会や、中間選挙に向けた流れなどについて特集。玉川氏は、現地の映像を見ながら「盛り上がっていないんじゃないかなと思うんですけど。無理やりやるから」と述べ、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一も「まだトランプ大統領は来ていないけれど、結構空いているなという感じはしますね」と応じた。
また番組では、党大会を今開催する理由について、イラン攻撃やガソリン高騰などによるインフレなどを背景に、無党派層を中心に「トランプ離れ」が始まっていることや、トランプ氏の支持率も、米国の世論調査では1期目、2期目を通じて最低の約3割まで落ち込んでいると伝えた。今回の党大会は中間選挙に向けた事実上の「決起集会」の色合いが強いとも報じた。
玉川氏は、トランプ氏に対する支持動向に関して「インフレがどれくらい効くかということだと思う。少なくとも民主主義国家では、インフレが高い状態でそのまま政権を続けていいと国民が考える所は少ない。それはやはり、イデオロギーより生活ですから」とした上で、「インフレがこれだけ進んでいる中、インフレに抗して政権を維持できることの方が、ぼくは難しいと思っている」と指摘した。また「インフレを抑えられない限りは、(共和党は)中間選挙も、次の大統領選も厳しいのではないか、それが通例だと思います」とも主張した。



