「おんなの出船」などで知られる演歌歌手松原のぶえ(まつばら・のぶえ)さん(本名廣原伸恵=ひろはら・のぶえ)が13日に死去したことが14日、分かった。65歳。大分県出身。

歌手新沼謙治(70)が追悼コメントを発表した。

「突然の悲報に、大変驚いております。彼女の笑顔ばかりが思い浮かび、ただただかわいそうでなりません。65歳という年齢はあまりにも若く、まだまだこれからの人生があったと思うと、非常に残念でなりません。のぶえちゃんとはデビューの時期も2、3年しか違わず、この50年近くを共に歩んできました。レコード会社も同じで、『めぐり逢い赤坂』というデュエット曲を二人で出したこともありました。あの曲は、これからの私にとっても非常に大切な思い出となっていくことと思います。私にとって彼女はかわいい妹のような存在で、いつも私のことを『お兄ちゃん、お兄ちゃん』と呼んで慕ってくれました。時間がある時は一緒によくゴルフに行きましたし、旅立った私の妻とも大変仲良くしてくれました。親しい人がいなくなるのは本当に寂しいことですが、これまで歌手として、同業者として一緒に頑張ってきたのぶえちゃんに、『本当にお疲れさま』という言葉を送るとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。まだ実感が湧かず、言葉にするのが難しい部分もありますが、そのうち私の身近な友人たちを集めて、改めてのぶえちゃんをしのぶ時間を持ちたいと考えています。それが、少しでも今の私に彼女へしてあげられることだと思っています。『また会おうね』、今はそのような気持ちでいっぱいです」。