演歌歌手の天童よしみ(71)が27日、福島・只見町民体育館で、只見町特別観光大使委嘱式に出席し、就任記念ミニコンサートを開催した。

17年に105歳で亡くなった祖母の小阪ユクさんが同町の出身。また85年「道頓堀人情」発売後は「雪祭り」でコンサート開催など、縁がある。

渡部勇夫町長(70)は「昨年からお願いしていて、少しでも時間があれば、私がどこへでも行って委嘱状をお渡ししたいと話したが、天童さんは『私が只見町に行っていただきたい』と言ってくださった」と明かした。

渡部町長から委嘱状を受けとった天童は「私も頑張って、世界中から多くの人が只見に来ていただけるようにつなげていきたいと思います」と意気込んだ。

その後は、ミニコンサートも開催。「先ほど就任式が終わってほっとしています」とすると、「今日は特別で胸がいっぱいなので、歌がそのまま届くようにギターとピアノで、“か細い”体で一生懸命に歌います」と自虐ネタを交えて話し、会場の笑いを誘った。

「道頓堀人情」発売後の雪祭りを「故郷に帰ってくるようで、毎年に只見に来るのが楽しかった」と振り返り、「こうしてまた只見に来られて、うれしくてたまらない」と話した。

この日、代表曲「珍島物語」や最新曲「旅路」、美空ひばりメドレーなどを歌唱。会場に集まった約360人の町民をその歌声で魅了した。最後は「またちょこちょこ来ますから、待っていてください!」と呼びかけた。