「あのちゃん」こと歌手でタレントのあのが、21日放送のTBS系報道番組「news23」(月~木曜午後11時など)にアーティストanoとしてゲスト出演。AIやSNSなどをめぐる私見を語った。

anoは10月から番組エンディングテーマに使われている「23時」(じゅういちじ)を書き下ろしで提供している。モノトーンのトップスに白シャツのシックなコーデでスタジオに登場。小川彩佳から「多方面で活躍されているanoさんですが、その活動の核にあるのは音楽です」と紹介され、、番組提供曲や音楽活動中心に紹介された。

「23時」の歌詞に込めた思いを語る中、anoは「自分も1日を終えて、何もできなかったな、とか、考えてるだけで何も進まなかったなって、落ち込んじゃうんですよ。でも、その過程に目を向けたいというか、その過程も大事なもので、無駄じゃないんだぞ、ということを伝えたかったです」と明かした。またAIやSNSでスピーディーに答えが出る風潮の中でも「考えること、僕は個人的に好きなのであれですけど、そういうことに目を向けて…いまいちど向けたいな、と思っています」と言及。「考えることで自分を知れる、というか。自分自身を見失わないでいれているな、と思うので好きです」と真剣モードで語った。

藤森祥平アナウンサーからは「考えることで言うと、これだけ幅広く人気で活動の幅も広く、伝える機会が増えている。その中で、伝えることの考え方って変わってきたりするんですか」と質問。anoは「根本的には変わらないけど、昔よりちょっとだけ、この考え増えたな、というので言うと、言葉に説得力を持つようにしたい、というか、説得力のある人間でいたい、という思いは強くなりました」と語った。

どうすれば説得力を増す人間になるか、を聞かれると、anoは「う~ん」と苦笑して迷いつつも「そのワードにもよるかなと思うけど、こう思っていても、この言葉が浮かんでいても、自分に説得力がないなと思うと、僕は数年かけて、その説得力があるまで、地道に、自分がそっちに持っていけるようにやります」と断言。藤森アナは「数年かけて、ですか」と感心したように驚いた。

小川は「今って、いろんな情報があふれていますし、受け取る側も、発信する側も、取捨選択するのが難しくなっていて。発信した言葉がひとり歩きしてしまったり、どこか切り取られて拡散されてしまったり、本当に自分の思ったことがちゃんと届いているのかな、ちゃんと伝わっているかな、どんどん難しくなっていると思いませんか」と尋ねた。

anoは「難しいと思います。それこそ正解と間違いが入り交じっている情報量だから、だからこそ、自分がどう思うか、っていうのは、しっかり目で見て、耳で聞いて、考えることは、より大切だな、って思います」と語った。