フリーアナウンサー膳場貴子は1日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。各企業で相次ぐサイバー攻撃などの不正アクセス問題を受け、自身の対応に関する「逆質問」を受け、言及するひと幕があった。
この日の放送では、個人情報の漏洩(ろうえい)が近年に比べて今年は激増し、AIによる新たな局面に入ったサイバー攻撃について伝えた。膳場は、「攻撃する側が圧倒的に有利で守る側が難しいという感じがします」とコメント。その後、この日コメンテーターで出演した東大大学院准教授で経済思想家の斎藤幸平氏に見解を問うたが、斎藤氏は開口一番、「膳場さん、(不正アクセス対策として)パスワード変えました?最近」と逆質問。膳場は口ごもりながら「パスワード…変えてない…」と応じた。
斎藤氏は膳場の反応を受け「どんな番組でも、最後には『パスワードを変えましょう』みたいな(話をするが)あれ、意味がないだろうと、すごく怒ってるわけ」と述べ、「GMOみたいな会社さえハックされているのに、我々がパスワードを変えたところで、どうしようもない」と主張した。 その上で「国ももっと(対策を)やるべきだが、今後もし電力や病院、大学もそうですが、インフラを狙われたら人命にもかかわるような事態で社会が大混乱になる」「そういうAIをばらまいて開発して金もうけのために使っているのは、アメリカや中国のテック企業。アメリカでは(中間選挙などで)争点になってきているが、日本人もチャッピーとか読んでいないで、危機感を持つべきだと思います」などと訴えた。
社会の大混乱に備えた対応が迫られていると危機感を示す斎藤氏の主張を受けて、膳場も「そうですね。信頼ベースの社会が揺らいでいるなと」と、応じた。



