女優広末涼子(27)が日本テレビ系の連続ドラマ「ヤスコとケンジ」(7月12日スタート、土曜午後9時)で離婚後、初めて女優業を再開する。広末は1月末まで舞台「キル」に出演、3月にデザイナー岡沢高宏(32)との離婚後はCMなどの仕事をこなしていた。連続ドラマのレギュラー出演は、フジテレビ「スローダンス」以来3年ぶり。

 広末が演じるのはレディース(女性暴走族)「黒薔薇」の元総長・エリカ様こと椿エリカ(28)。現在はフラワーショップ「椿フラワー」を切り盛りする清楚(せいそ)な女性だ。だが、松岡昌宏(31)演じる片思いの相手、元暴走族総長・沖健児の前に出ると、心とは裏腹に悪態をついてしまう。5月に最もユリの似合う女性「ミズ・リリー2008」に選ばれた広末にとって、フラワーショップ店長ははまり役といえそうだ。広末は「コメディータッチの作品は経験が浅く、漫画原作も初めてなので、初心に帰り当たって、砕けろの気持ちで頑張ります」と話している。

 主演松岡ができ愛する妹の女子高生沖康子役の多部未華子(19)は「松岡さんをお兄ちゃんと呼ぶことができるのを楽しみにしています」。康子が一目ぼれ、エリカ様の弟のイケメン優等生・椿潤役の関ジャニ∞の大倉忠義(23)は「絶対に面白いドラマになるという予感がします。期待してください」と話している。また、「椿フラワー」の従業員で、エリカ様の元舎弟・宮園かおりを山口紗弥加(28)が演じる。