大阪府と奈良県を結ぶ阪奈道路をサーキット場に見立て、車やバイクでレース行為を繰り返したとして、大阪府警は13日までに、道交法違反(共同危険行為)などの疑いで男女38人を摘発したと発表した。急カーブの山道を猛スピードで競走する「ローリング族」とみられる。
府警によると、阪奈道路は「関西走り屋の聖地」と呼ばれ、騒音の苦情が相次いでいた。38人は週末の深夜や未明に集まった、愛知や大阪など1府7県の20~40代。「急カーブを回るスリルを楽しみたかった」「サーキット場は金がかかるので、公道を練習の場にしたかった」などと容疑を認めている。
38人のうち20人は昨年8月下旬~9月下旬ごろ、大阪府大東市の府道(阪奈道路)で、直線を時速100キロ超、カーブを約70キロで走るなどした疑いで逮捕や書類送検された。残る18人は、進路変更禁止違反の疑いで交通反則切符(青切符)を交付された。
府警は暴走する車の様子をビデオ撮影するなどして、容疑を裏付けた。(共同)

