藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=24)への挑戦権を争う第39期竜王戦挑戦者決定戦、服部慎一郎七段(27)対柵木(ませぎ)幹太五段(28)の3番勝負第2局が13日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。柵木先勝の第1局(4日、大阪府高槻市「関西将棋会館」)から先手後手が入り替わり、服部が先手、柵木が後手で角換わりへと進行した対局は午後4時19分、98手で同一局面が4回指される千日手が成立。30分後の午後4時49分から、先手後手を入れ替えて行われた指し直し局は、92手で後手の服部が勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。最終第3局は24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われる。

ハットリくんが追いついた。指し直し局では柵木の得意とする相掛かりを避けた。居飛車の力戦へと持ち込むと、相手の攻めに対し手厚い形で押し返した。

千日手局について、「細かいところでちょっと思わしくなかったのかな。(千日手指し直しで)先手番を失う悔しいですけど、打開できずしょうがないと思っていました」と振り返った。指し直し局は「相手の攻めを耐えきれるかという勝負だと思いました」とした。

タイトル初挑戦となった今年6~7月の棋聖戦に次ぐ挑戦に、望みをつないだ。「短い周期ですが、準備して精いっぱい頑張りたいなと思います」と最終第3局に向けて抱負を語っていた。