新党「立憲民主党」を立ち上げた枝野幸男代表(53)は、11年3月11日の東京電力福島第1原発事故後、菅政権の官房長官としてテレビに出続けた。当時の官房副長官が福山哲郎幹事長だ。

 東電の事故について、枝野氏は「政治家を続けている限りはこの問題に真摯(しんし)に取り組む責任があると思っている」とした。福島の小選挙区には候補を擁立できていないが「事故について国会で関わったバックボーンを持つ方に比例で出てもらう最後の詰めをしている」と明かし「僕はゲリラ的な演説でもいいから、福島に入りたいと思っています」と話した。