作家の乙武洋匡氏(43)が6日、都内で新刊「四肢奮迅」創刊記念の義足歩行公開練習を行った。

義足を使いこなすために、多くのトレーニングを要する。その途中で「めんどくさいな、今日飲み過ぎたななどあるが、いかに鋼のメンタルがなければいけないのか」とアスリートの気持ちを少し知ることができたと語った。

2020年東京オリンピック(五輪)のマラソン・競歩が札幌開催が決定になったことには「招致が決まってから、『オールジャパンで』と言ってきたので、海外の方に、東京だけでなく、日本でも魅力的な札幌に目が向けられることはプラスに捉えたい」と語った。

その上で、「決まった課程については皆さん疑問に感じると思うが、決まった事に対しては、その状態からどうプラスを生み出せるのかと、建設的に考えていきたいです」と答えた。