NHK党の立花孝志党首は8日、同党のガーシー参院議員が参院本会議を欠席したことを受けて、党首を引責辞任し、党名も「政治家女子48党」に変更すると発表した。立花氏はガーシー氏の帰国を「最後まで待ったが帰って来なかった。多くの国会関係者、国民の多くが不快をお持ちの方が大勢いらっしゃる。しっかり責任を取りたい」と説明した。政治家女子48党の党首には大津綾香氏が就任する。

ガーシー氏は追加の懲罰処分を受けることが確実で、議員の身分を失う「除名」を検討される可能性が高まった。除名となった場合には比例代表の名簿順4番手で実業家のホリエモンこと堀江貴文氏の秘書を務める同党の斉藤健一郎副党首を繰り上げ当選させることを改めて表明した。

比例代表名簿順では、ガーシー氏の次点は、れいわ新選組の山本太郎代表と同姓同名でスカウトした山本太郎氏、同党黒川敦彦幹事長の順だが、立花氏は両氏を離党させ、資格を喪失させる手続きも終えているとしている。