共産党は第29回党大会最終日の18日、田村智子政策委員長(58)を新しい委員長とする人事を正式に決定した。志位和夫委員長(69)は退任し、議長に就任することも合わせて発表された。

田村氏は、同党史上初の女性トップとなる。共産党の委員長交代は志位氏が就任した2000年11月以来、約23年ぶりで、久しぶりの世代交代となる。

新委員長となる田村氏は長野県小諸市出身。早大卒業後、議員秘書などを経て2010年参院選比例代表で初当選した。現在当選3回。2020年1月、政策委員長に抜てきされた。

現在は参院議員だが、次期衆院選で比例東京ブロックへくら替えして出馬することが、昨年6月に発表されている。

田村氏はこの日、白いパンツスーツ姿で党大会に登壇。党員らを前に、この日採択された野党共闘の再構築を目指す方針など盛り込んだ大会決議を読み上げた。

田村氏のホームページによると、趣味・特技は合唱、本の読み聞かせ、園芸。合唱は小学校時代に始め、中学、高校でも合唱部に所属した本格派だ。

女性初の委員長として、党内をまとめあげてハーモニーを奏でられるか、手腕が問われそうだ。一男一女の母親でもある。

委員長を退任し議長となる志位氏は2000年11月の委員長就任後、「党の顔」として、党運営や選挙対応に当たってきた。在任期間は歴代の委員長の中で最長となっていた。