サンシャイン水族館(東京・池袋)はこのほど、ケープペンギンのひな1羽が14日に誕生したと発表した。
今回誕生したひなの両親は「ピンクライム(オス)」と「くるみ(メス)」のペア。このペアのふ化は今回初めて。性別は外見からの判断が難しく、確定には成長後のDNA鑑定が必要という。生まれて2日目の体重は68グラムだった。
同水族館では産卵後にふ化の確率を上げるため、一時的に卵を預かり、ふ卵器で温め、ふ化の数日前に親元に戻している。生まれて間もないケープペンギンのひなと子育ての貴重な様子を多くの来館者に見てもらいたいとの思いから、「草原のペンギン」水槽で、ふ化直前の卵から展示している。
こちらでは1年半ぶりの誕生となり、現在ひなは両親の足元で元気に過ごしている。親が口移しでひなにエサを与えたり、羽繕いしてあげるなど、子育ての様子も約2メートルという間近な距離で観察できる。ひなはふ化後も引き続き両親とともに屋外エリアのマリンガーデン「草原のペンギン」水槽で展示していく。ふわふわとした綿のような羽毛に包まれた状態は生後60日頃(12月中旬)までという。無事に育った際、このひなの名前は飼育スタッフが考えた愛称候補の中から、来館者の投票で決定する予定。
サンシャイン水族館では今後も飼育技術を駆使し、生き物の繁殖や種の保存にも努め、展示を通して「ココロ動かす、発見」と感動を提供したいとしている。

