エフフォーリア、ヴェラアズール、デアリングタクトなど、名だたるG1馬に出資してきたKAZFORIA氏が、出資馬を選択する上での着眼点を解説します。(毎週火曜日、木曜日更新予定)

   ◇   ◇   ◇

先述の【目の鋭さが気性の良さを表す 1月26日掲載】「目の鋭さ」の判断は、カタログ写真だけでは微妙な場合も多いので、動画の静止画像でもう1度確認している。写真同様の目つきの馬もいれば、かなり印象が異なる馬もいるので注意が必要である。

動画観察の際は、各馬の目に見えない気性を、もう一度目つきもふまえて自分なりに洞察してみるのが良いと思う。

前述の通り、「鋭い感じのする目」や「目力のある目」が気性の良さを示していることが多く、気性的にはプラス評価である。逆に「鋭さ不足の目」「弱々しい感じの目」「反抗的な目」などは、「気力」「気の強さ」「賢さ」いずれかの不足の表れで、気性に問題があることが多く、様子を見た方が良いと思う。

顔つきでは、顔面の凹凸が岩のようにくっきりした顔や、額からハナにかけてのラインがまっすぐできれいな「直頭」が馬の賢さを示すと言われている。

私も「シャープで利発そうな小顔」をプラス評価し、ノペッとした大きめの顔など、利発さを感じない顔はマイナス評価している。ただ、前述の通り顔がかなり大きいと判断したベレヌス【G3 中京記念勝ち馬】が活躍した例もある。馬も人と同じで「顔の良さ」=「内面の能力」ではないし、顔だけでは分からないところも多いだろうから、顔を取捨の決め手にはしていない。

2022年度キャロットクラブ募集馬では、バウンスシャッセ21の目つきと顔つきを良く感じた。また、リアルスティールも顔つきをよく感じた1頭だ。