単勝1・1倍、圧倒的な1番人気に支持されたカツテナイオイシサ(牡、雑賀正)が3角先頭から押し切り、24年のプリフロオールイン以来となる高知競馬史上6頭目の3冠馬に輝いた。勝ち時計は2分8秒7。

4分の3馬身差の2着は3番人気トサノシュジンコウ(牡、工藤真)。さらに6馬身差の3着には唯一の遠征馬、6番人気の佐賀ミッジーチャンプ(セン、真島元)が入った。

   ◇   ◇   ◇

かつてない勝利だった。カツテナイオイシサは過去に勝ち馬がいない、不利とされる最内枠を難なく克服した。序盤は焦ることなく中団の内で運び、1周目のスタンド前を過ぎたところで外へ。その時点で、砂の深い内を避けることに成功した。

向正面まで手応え良く進むと、2周目3角で先行するクスダマをとらえて先頭。それを目がけてトサノシュジンコウが1頭だけ猛然と追ってきたが、砂ぼこりが舞うなかでのたたき合いを持ち前の勝負根性で制し、堂々と3冠に輝いた。

岡村卓弥騎手(33=雑賀正)は「プレッシャーもありましたが、自信の方が大きかったです。早仕掛けだったけど、すごい勝負根性があるので押し切れると思いました。今後は未定ですが、全国に行っても高知代表として頑張っていきたいです」と胸を張った。