英国競馬を締めくくるチャンピオンズデーが17日(土曜)にアスコット競馬場で開催されます。

この日は、G1チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ(芝3200メートル)を皮切りに、トップスプリンターがそろうG1チャンピオンズ・スプリントステークス(芝1200メートル)、牝馬限定のG1チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(芝2400メートル)、マイル王決定戦のG1クイーンエリザベス2世ステークス(芝直線1600メートル)、そして、豪華メンバーがそろうG1英チャンピオンステークスまで5つのG1競走が行われます。注目のG1英チャンピオンステークスは6頭立てとなりました。

<G1英チャンピオンステークス(芝2000メートル)>

枠番/馬番/印/馬名/斤量/騎手

1(1)☆アルマカム 60・5 K・シューマーク

2(5)〇オンブズマン 60・5 W・ビュイック

3(6)…コンスティテューションリヴァー 58・5 R・ムーア

4(3)◎カランダガン 60・5 C・スミヨン

5(2)▲ベイシティローラー 60・5 O・マーフィー

6(4)デヴィルズアドヴォケート 60・5 R・ハヴリン

日本でもおなじみの2頭が人気を分け合っています。昨年の覇者でここをステップにジャパンカップ連覇を目指すカランダガン(セン5、F・グラファール、父グレンイーグルス)は昨年同様のローテーションでここに臨みます。今季は4勝2勝。今年初戦のG1ドバイシーマクラシック(芝2410メートル)に優勝。欧州に戻って臨んだG1コロネーションカップ(エプソム、芝2410メートル)はベイシティローラーの4着でしたが、これは不向きな馬場によるもの。6月のG1サンクルー大賞(芝2400メートル、サンクルー)を制して臨んだG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(芝2390メートル、アスコット)は牝馬カルパナの2着でした。あまり馬場が悪くなると力を削がれますが、決め手はメンバー中、最右翼でしょう。

対するオンブズマン(牡5、J&T・ゴスデン、父ナイトオブサンダー)は、今季4戦3勝。前走のG1英インターナショナルステークス(ヨーク、芝2050m)はアイテムの4着と不覚をとりました。昨年の英チャンピオンステークスは1番人気に推されたものの、結果はカランダガンから2馬身4分の1差の2着。前走と昨年の雪辱を果たしたいところです。

3番手以下にもチャンスが残されています。

ベイシティローラー(牡4、G・スコット、父ニューベイ)はG1凱旋門賞2着から中1週での参戦です。今季は5戦して6月のG1コロネーションカップの1勝のみですが、これ以外の4戦はすべて2着と堅実。馬場が悪くなりそうなことも追い風になりそうです。

アルマカム(牡5、E・ウォーカー、父ロペデヴェガ)は今季初戦のG1タタソールズゴールドカップ(カラ、芝2100m)でベイシティローラーを差し切っています。2戦目以降は(4)(2)(4)着と勝ち鞍はありませんが、8月のG1英インターナショナルステークスではアイテムに僅差の2着。勝って不思議ない実力の持ち主です。

2歳夏から4連勝でG1仏ダービー(シャンティイ、芝2100メートル)を制したコンスティテューションリヴァー(牡3、父ウートンバセット)は前々走のG1英インターナショナルステークスがアイテムの3着、前走のG1愛チャンピオンステークスはホタツェルの3着と古馬の壁に跳ね返されています。唯一の3歳馬で2キロ減を活かしたいところです。

(ターフライター 奥野庸介)※競走成績等は2026年10月15日現在