サマー2000シリーズ最終戦、新潟記念(G3、芝2000メートル、4日)の最終追い切りが8月31日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」では、岡本光男記者が目下2連勝中と勢いに乗る上がり馬イクスプロージョン(牡4、杉山晴)を推奨。一方、マイクこと藤本真育記者は、昨年の東京新聞杯覇者カラテ(牡6、辻野)をプッシュ。距離延長もトップハンデタイの57・5キロも克服可能とみた。

マイク 3歳から8歳、上がり馬から実績馬とバリエーション豊かなメンバーがそろいました。

岡本 混戦模様といった感じやね。その中でも3勝クラスから2連勝中のイクスプロージョンが気になった。昨年末から4戦続けて2200メートルを使っていたように、陣営は長めの距離が合うと評価していたんだけど、前走は1800メートルで勝利。房野助手も「1800メートルで勝ったことが驚きでした」と改めて能力の高さを感じていた。今回は2000メートル。距離延長で前走よりもパフォーマンスを上げるんじゃないかな。

マイク 最終追い切りの動きはいかがでしたか。

岡本 和田竜騎手(レースは三浦騎手)がまたがって、坂路で4ハロン57秒1-13秒4と時計は全く目立たないんだけど、前走時も最終追いは4ハロン58秒1-13秒0だった。調教ではそれほど前向きに走らないタイプで、房野助手は「前走よりは時計を詰めているからね」と気にする様子もなかった。昇級戦でオープンを勝つ馬は相当能力が高いと思うし、ここでもやれていい。

マイク 怖い存在ですが…僕は実績馬カラテがいいと思うんです。

岡本 最終追いは坂路で4ハロン53秒0-12秒5。単走だけど、前2頭を見る形で反応も良さそう。

マイク そうなんです。軽快な動きでした。辻野師も「軽い走りで動けるようになってきています」と納得の表情でした。この暑い時期でも力は出せる仕上がりです。

岡本 距離延長が鍵になると思うけど…

マイク それが、プラスになるんです。辻野師は「以前管理されていた高橋祥師が『そのうちマイルは厳しくなると思う』とおっしゃっていましたし、走りを見ても中距離の適性があると思います」と、歓迎の様子でした。中山記念ではパンサラッサの2着。「広いコースの方がいいし、長く脚が使える新潟は合います」と舞台もバッチリ! 

岡本 サンレイポケットと並ぶ57・5キロのトップハンデはどう?

マイク 58キロでニューイヤーSを勝ってますからね。心配ないでしょう。

岡本 なるほど。夏競馬も今週で終わりやし、的中で秋競馬を迎えたいね。