ラザット(セン3、J・レニエ、父テリトリーズ)がデビューから無傷の6連勝でG1初制覇を果たした。鞍上はアントニオ・オラーニで、勝ちタイムは1分15秒82(やや重)。2着エクストラに3馬身差をつける圧勝だった。
前走ジュライC快勝で1番人気だった英国馬ミルストリームは5着に敗れた。
ラザットは今年1月に南部のカーニシュルメールでデビュー。同競馬場の開催で3連勝を果たした後、4月にドーヴィルのG3ジェベル賞で重賞初制覇。前走はパリロンシャンのG3ポールドムーサック賞を勝って、今回がG1初挑戦だった。
「サラブレッドデイリーニュース」電子版によると、今後の目標は昨年、日本のオオバンブルマイが制したオーストラリア(シドニー)の超高額賞金競走、ゴールデンイーグル(芝1500メートル、11月2日=ローズヒルガーデンズ)になる。
レニエ師は「彼はトップリーグにふさわしいことを証明しました。オーストラリアのゴールデンイーグルは彼の目標になります。昨年は日本の馬(オオバンブルマイ)が3歳で勝っている。2週間の検疫を受けなければいけないけど、彼にぴったりのレースだと思います」と語っている。
レニエ師は同馬を去勢している理由について、「去勢しなければ、今の彼はないでしょう。最初はとても扱いにくくて、調教も不可能でしたが、去勢して彼は変わりました」とコメント。同じく管理する今年のドバイターフ覇者と比較し、「ファクトゥールシュヴァルに少し似ていて、これから何か月、何年も楽しみです」と将来性を伝えている。

