JRAは13日、東西トレセンでダートコースクッション砂の産地の公表に関する説明会を行った。

ダート3冠競走が整備されたことによるダートコースへの関心の高まりに対し、発信する情報を追加して馬場情報の充実を図るという。88年の函館競馬場を皮切りに、90年代に入ってからはJRA全10場で青森県産の砂が使用されてきたが、近年は産出量が著しく低下。中山競馬場以外では20年以降、青森県産以外の砂の使用が一部で開始されている。

JRAのクッション砂の基準は<1>最大粒径が2ミリかつシルト(最大粒径16分の1ミリ以下の泥分)の含有量1%以下、<2>粒子形状は丸く、材質は硬いこと、<3>石、貝殻などの雑物の混入が一切ないこと、とされている。これらは25年1月以降にJRAのホームページにて公開される見通し。

競馬場ごとによって砂の産地、構成比率は異なるが、現在もベースは青森県産の砂。例えば、阪神では20年よりオーストラリア、22年より宮崎県産の砂を導入し、23年12月時点の構成比率は青森県産57・0%、オーストラリア・アルバニー産35・6%、宮崎県産7・4%となっている。

23年12月時点での各場のクッション砂の構成比率は以下の通り。

札幌競馬場 青森県産81・1%、新潟県産18・9%

函館競馬場 青森県産87・7%、宮城県産12・3%

福島競馬場 青森県産 75・1%、福島県産16・6%、宮城県産8・3%

新潟競馬場 青森県産64・0%、新潟県産36・0%

中山競馬場 青森県産100%

東京競馬場 青森県産76・8%、愛知県産18・9%、新潟県産4・3%

中京競馬場 青森県産62・3%、愛知県産37・6%

京都競馬場 青森県産78・9%、愛知県産15・3%、オーストラリア・アルバニー産5・8%

阪神競馬場 青森県産57・0%、オーストラリア・アルバニー産35・6%、宮城県産7・4%

小倉競馬場 青森県産72・8%、オーストラリア・アルバニー産27・2%