ソヴリンティ(牡、W・モット)を勝利に導いたジュニオール・アルバラード騎手(38)が大激戦だったケンタッキーダービーで、ムチの使用回数制限を超過していたと、現地メディア「ブラッドホース」電子版が伝えている。

記事によると、米国ではHISA(競馬の公正確保と安全に関する統括機関)によって、レース中のムチの使用回数は6回に制限されているが、レース映像では「アルバラード騎手が少なくとも7回、ムチを使ったことが確認されている」という。レース後の記者会見でこの件を問われたアルバラード騎手は「そのときは気付きませんでした。とても大きなレースなので、頭の中はいっぱいですから。10馬身差がついていたわけではなく、私は1番人気馬(ジャーナリズム)のすぐ後ろにいて、そのときにやるべきことをやるしかありませんでした。(リプレイを見た後は)回数をオーバーしてしまったのはわかりましたが(レース中は)そんなことを考える余裕はありません。アメリカ最大のレースに勝ちたかっただけです」と事実を認め、レース中の心境を振り返っている。

記事はムチ使用の制限回数を1~3回超過した場合は250ドルの罰金か、騎手が受け取る賞金の10%の罰金のいずれか、大きい方が科される、と紹介。ケンタッキーダービーの1着賞金は310万ドルで騎手は通常その約10%、31万ドル(約4500万円)を受け取るのが一般的のため、3万1000ドル、日本円で450万円ほどの罰金額が科される可能性がある。アルバラード騎手は「罰則を科されれば、受け入れるしかありません。どうすることもできません」とコメントしている。