ヴィクトリアMを制したテンハッピーローズと津村騎手(撮影・野上伸悟)=2024年5月12日、東京競馬場
ヴィクトリアMを制したテンハッピーローズと津村騎手(撮影・野上伸悟)=2024年5月12日、東京競馬場

■ヴィクトリアMの見どころ

18日東京でヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル)が行われる。


23年の2歳女王アスコリピチェーノ(牝4、黒岩)がG1・2勝目のチャンスだ。デビューから無傷の3連勝で23年阪神JFを制覇。桜花賞、NHKマイルCともに2着だったが、前走はサウジアラビアの1351ターフスプリントで重賞4勝目を飾った。2走前のオーストラリア遠征(12着)を除けば常に連対を確保。得意のマイル戦、牝馬同士で勝ち負け必至だろう。


同世代のステレンボッシュ(牝4、国枝)が強敵。昨年の桜花賞馬で、オークス2着、秋華賞3着、香港ヴァーズ3着と大舞台で健闘してきた。前走の大阪杯はまさかの13着に敗れたが、たたき2戦目で変わり身を見込む。


良血馬クイーンズウォーク(牝4、中内田)も差はない。前走の金鯱賞では牡馬を負かして重賞3勝目をつかんだ。牝馬3冠レースは案外の結果だったが、本格化してきた今ならG1でも上位争いになっていい。


G1初挑戦だがアドマイヤマツリ(牝4、宮田)も面白い。重賞初挑戦の福島牝馬Sを2馬身差で押し切った。これまで1800~2000メートルで走ってきており、初の1600メートルが鍵になる。


3連勝中のシランケド(牝5、牧浦)も勢いがある。同馬も初のマイル戦がどうかだが、流れに乗れるようなら好レース可能だ。


アルジーヌ(牝5、中内田)は2走前のターコイズSで重賞初制覇。堅実タイプで、デビューから掲示板を外したことがない。休み明けの阪神牝馬Sは鼻差2着も、たたき2戦目の上積みが見込める。


1勝馬だがボンドガール(牝4、手塚久)にも注意したい。昨年の秋華賞で2着に走るなど、末脚は確実。前走の阪神牝馬Sはスローに泣いて5着だったが、展開が向くようなら一発があっていい。


その他、阪神牝馬Sを勝ったサフィラ(牝4、池添)や、愛知杯を差し切ったワイドラトゥール(牝4、藤原英)など実績馬がそろう。