天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月2日=東京)の共同会見が30日、行われた。ダービー2着から参戦となるマスカレードボール(牡3)を管理する手塚貴久調教師が、会見に出席した。
一問一答は以下の通り。
-春を振り返り
春3走させてもらって、共同通信杯1着、皐月賞3着、日本ダービー2着と、1着が一番いいですけども、当時の力は出してくれた内容だったと思ってます。
-前走後の調整過程
ダービーやっぱり春の最大目標だったので疲れはそれなりにあった。牧場に戻ってから夏は暑かったけど、良い夏休みを過ごせた。秋は乗り出しは早かったがゆっくり調整させながら基礎体力を戻すイメージで、天皇賞と決まってから調教のペースを上げた感じです。
-3歳馬ながら天皇賞・秋を選んだ理由
特性を生かすには、菊花賞よりも天皇賞の方がより良いんじゃないかなとオーナーと話して、天皇賞の方を最終的に決定いたしました。
-夏を越しての成長点
気持ちが強い子で乗り手に対して従順じゃないところとか、競馬に対して好きなイメージを持たない子だったけど、少しずつそのあたりは和らいできてるのかなと。少しずつ競走馬の完成系に近づきつつあるのかなという気はします。
-1週前追い切りについて
長めの距離から追い出してもらって、ルメール騎手も初コンタクトなんで、良く理解してもらうっていうことが第一。内容は少し軽めかなっていうところもあったが、その分長めの距離で追い切ったので、その辺の調整はできたのかなと思って、まずまずの追い切りだったと思う。
-ルメール騎手から何か話しは
過去に乗った騎手からいろいろ情報仕入れてたようなところもあって、身構えて乗ったみたいだが、実際に乗ってみると大丈夫だったって言ってました。
-今日の追い切り
木曜日にやることが異例というか初めてだが、日曜日も少し強めで濃い内容の調教だったので、間隔を1日あけた方がいいかなと判断した。今日の追い切りは予定通り坂路で、ダービーの時と時計的には同じような感じ。今日乗った嶋田騎手も2週前に乗ってもらったが、そこからの良化っていうのは分かったようで、ずいぶんと褒めてくれていた。いい感じに仕上がったんじゃないかなと思っています。
-師から見た評価
2週前はちょっと重苦しさはあったが、先週、今週と追い切りをする前に、良くなっているのは感じますし、今日の動きは坂路でちょっと見づらいところはあったが、息遣いとか雰囲気を見ると、しっかりできてるなと。
-木曜追いはどういった配慮で
メンタル面での配慮です。肉体面は彼の精神面と相談しながらいつも調教している。春に比べれば調教の内容や質はだいぶ上がってきていると思う。天皇賞だけでなく、今後の競走生活で、どんどん進化すると期待している。
-舞台設定は
個人的な気持ちを言うと、一番の舞台かなと思っています。左手前を出ししたがる子なんで、東京の方がいいのかなっていう気は前からあった。レースの結果を見ても、東京コースは良績ありますし、ストライドが大きいんで、合うんじゃないかなと思います。
-古馬と初対決になる今回へファンに一言
古馬と初対決なのは確かにそうだが、もう3歳秋になりますし、もう来年から一緒に戦っていかなきゃならない。アドバンテージとして2キロ重量をもらっているので、その辺を味方にして、強い相手に、ぶつかっていければいいかなと思っています。

