エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、16日=京都)の共同会見が12日、美浦トレセンで行われた。昨年の有馬記念馬レガレイラ(牝4)を管理する木村哲也調教師(52)が出席した。昨年は当レース5着。今年は秋初戦のオールカマーを快勝して、雪辱に挑む。なおレース当日に木村師は53歳の誕生日を迎える。一問一答は以下の通り。
-前走オールカマーの振り返り
久しぶりの競馬。折り合いも良かったし、騎手の指示通りに動きながら、最後はしっかり脚を使ってくれて、頑張ってくれて、いい競馬だったと思います。
-中間の調整過程は
トラブルなかったので、福島のノーザンファームにて疲れを取ってもらって、今回の競馬に向けて1カ月前に厩舎に移動してもらって、管理させてもらっています。
-1週前追い切りの評価
併せ馬で長い距離を走ってもらって、基礎体力が整っているかとかを見たくて設定して、頑張ってくれて、1週前からトラブルないなと見ていました。
-最終追い切りの評価
ゴールに向かって頑張っているなと思いました。いい意味で。スタッフと話し合って、こういう追い切りをしていこうと言っていた設計図通りに対応できたかなと思います。
-追い切りを終えての状態
厩舎帰ってから鞍とかハミを外して、解放感に満たされた感じで、馬房の中でごろんと横になって、お水飲んで、その後しっかり朝食を食べていて、リラックスして、終わった後もトラブルなく健やかにいてくれました。
-昨年のエリザベス女王杯は5着
馬も頑張ってくれたし、ジョッキーもその時その時で最善を尽くしてくれた。こういう競技なので、いろんなスムーズではないことはあるわけで、スムーズではないのがレガレイラに当たってしまったなという状況。応援してくださった方には非常に申し訳ないシチュエーションでしたが、結果的には馬にトラブルはなかったし、ジョッキーもけがをせずに次に向かえたので、事象自体、結果自体はつらいものだったけど、次に向かえた。1つの経験としていい経験をさせてもらいました。
-京都の芝2200メートルへの適性は
広いコースなので、言い訳きかない部分もあるし、レガレイラにとっても元々左右の得手不得手はないと思っているけど、今回の舞台設定がネガティブなものになるとは思っていない。
-グランプリホースとして挑む意気込みを
注目度の高い中でレースを迎えることになるとは思っています。結果を約束することはできないけど、今日、これからを含めて、日曜までにスタッフとともにレガレイラの一瞬一瞬をより内容あるものに変換すべく努めていきたい気持ちは約束できる。その約束を果たしながら、最善を尽くして週末を迎えられるようにやっていきたいと思っています。ファンの皆さまには日曜にレガレイラの背中を押していただいてエリザベス女王杯の歓声を楽しんでいただけたらと思います。
-戸崎騎手が前走のゲートが一番うるさかったとのコメントに対して
いろんな要素があって、騎手がそう感じて、実際に馬の所作だったと思うし、後手に回ってしまったことはもやもやするものではあって、変えていかなければいけないと思って課題として取り組んでいます。じっとできていない部分も彼女の良さの裏返し、紙一重な部分でもある。前走に関してはスタンド前の発走、ファンファーレ、歓声、ファンファーレが鳴った後のタイムラグなど、トータル的な要素でした。中間はよりよいスタートを切るための努力はしているが、枠内での彼女の所作はそんなにネガティブに捉えていない。競馬になったらしっかり頑張っていくという裏返しでもある。そういういい部分を消さないように、なおかつ有馬記念のようにいいスタートを切って、騎手の思うようにいくように取り組んでいきたいし、取り組んできました。

