今年から人気コンテンツ「ウマ娘」などゲームの企画、開発、運営事業を展開する株式会社Cygamesがメインスポンサーに就任したレースは、米西海岸を拠点に活躍する日本人ジョッキー、木村和士騎手(26)が騎乗するアンバヤ(牝3、J・トーマス、父ゴーストザッパー)が制した。

アントニオ・フレス騎手がこの日の7Rで負傷して騎乗できなくなったため、急きょの代打騎乗。単勝オッズ13・7倍の7番人気という伏兵だったが、中団のインで脚をため、直線は馬群を割って力強く抜け出した。勝ちタイムは2分1秒2。

殊勲の木村騎手は「スムーズにゲートを出てくれたので、いいポジションを取れました。フラビアン(プラ騎手)の馬を追っていましたが、彼の馬が(最終コーナー)で外へいったので、スペースができました」とレースを振り返った。

トーマス調教師はフレス騎手の負傷後、このレースで騎乗馬のいなかった木村騎手をすぐに確保。「(木村騎手には)厳しい条件だったかもしれません。5分ほど話して、『調教はものすごく良かったので、力を出せれば勝つ可能性があるよ』と強く伝えました。彼は見事な騎乗をしてくれました。本当にグレートな騎乗でした」と鞍上をたたえている。

アメリカンオークスは施行時期、競馬場が異なるものの、西海岸で長く続く3歳牝馬の芝のG1レース。日本人ジョッキーが勝つのは05年シーザリオの福永祐一騎手以来20年ぶりとなる。