欧州10ハロン路線の最強馬、英国のオンブズマン(牡5、J&T・ゴスデン)を管理するジョン・ゴスデン調教師が22日、競馬番組の名物司会者ニック・ラック氏の「デイリー・ポッドキャスト」に電話出演し、今後の出走予定について語った。レーシングポストやアットザレーシズなど現地メディアが伝えた。

ゴスデン師は「オンブズマンは絶好調です」と同馬の体調について明かし、「馬場状態が良くて速い(硬めの)ものになれば、英チャンピオンSへ向けて進めるでしょう。ブリーダーズカップへの遠征も検討しています。もしアスコットで雨が降り、馬場状態が思わしくないようなら、その選択肢もあり得るでしょう」とコメントした。

乾燥した天気がこのまま続けば、英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、10月17日=アスコット)に向かい、降雨でアスコット競馬場が重い馬場になった場合は米国のBCターフ(G1、芝2400メートル、10月31日=キーンランド)に直行する選択肢があるとしている。

ゴドルフィンが所有するオンブズマンはプリンスオブウェールズS連覇など、これまでG1・4勝の実力馬。ロンジンワールドベストレースホースランキングでは香港のカーインライジングに次ぐ2位の評価を得ている。

連覇を狙った前走8月の英インターナショナルSでまさかの4着に敗れ、陣営はヨーク競馬場の馬場が軟らかかったことを敗因に挙げていた。レース後にゴスデン師が「(次走は)まずは馬の状態を確認し、彼に合った馬場を探すことですね。それが一番重要です。必要なら遠征も辞さないつもりです。BCターフも候補の一つですし、日本にも10ハロン(約2000メートル)の素晴らしいレースがあります。種牡馬入りする前にそういったレースを、と考えています」とコメント。天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月1日=東京)参戦の可能性も示唆していたが、この日の発言によると、参戦しない見込みだ。