英国代表のスキップ、イブ・ミュアヘッド(31)が4年前の雪辱を果たした。
第9エンド、金メダルを決定づける2点ショットを成功させ、勝利の瞬間に左手を突き上げた。
平昌五輪の3位決定戦でも日本と対戦。有利な後攻で最終エンドを迎え、最後に自身が決めれば逆転、という場面でまさかの失投となり、メダルを逃した。「4年前のことは今も覚えている」。その悔しさを、頂点を決める最高の舞台で晴らした。
最高の輝きを手にしたメダリスト会見でミュアヘッドは「このチームで夢がかなった。シーズン開始からかなり進化してきた。9チームの中から欧州を勝ち上がって、ここまでたどり着けた。五輪チャンピオンです。ほかの女子がいなければ来られなかった。人間としても、チームとしても強くなれました」と喜んだ。
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