【ロッテ担当がつづる新連載】苦しいスタートの中にこそ、次につながる芽はある

ペナントレースが幕を開け、歓喜と悔しさが交錯する日々が続いています。プロ野球の世界は一瞬で結果が決まることもありますが、その裏側で、選手たちはただ勝利のために戦い続けています。昨年最下位のロッテは開幕カードこそ勝ち越しましたが、その後はカード負け越しが続きました。苦しい滑り出しとなりましたが、現場から見えてくるものがあります。選手たちは、決して下を向いていません。

担当記者が見て、聞いて、思ったことをつづる「マリーンズ・ダイアリー」をお届けしていきます。まずは開幕から4月前半まで。

プロ野球




開幕〜4月前半


4月7日から12日までのビジター6連戦は1勝5敗。大阪から大宮、そして所沢へと移動するハードな日程の締めくくりとなった12日、西武戦は延長10回の末にサヨナラ負けを喫した。

それでも試合後、サブロー監督は静かに、そして誠実に言葉を紡いだ。

「今日は僕の判断ミスなので。本当に申し訳ないなと思います」

すべてを一身に背負い、頭を下げる姿。勝敗の責任を自ら引き受けるその姿勢に、チームを率いる覚悟がにじむ。

勝利まであと1歩だった。

開幕カード以来のカード勝ち越しはすぐそこだった。

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1999年5月生まれ。千葉県柏市出身。専大松戸中学から専大松戸高校に進学し、野球部マネージャーを経験。青山学院大学文学部フランス文学科に入学し、フランス語やフランス文化について学ぶ。
2022年4月に入社。同年10月から野球部配属でアマチュア野球担当、23年11月からロッテ担当を務める。
趣味はアイドル鑑賞。乃木坂、櫻坂、日向坂の他にもk-popやTIFなど、これまで数々のライブに参戦。ライブでレスをもらうことが生き甲斐で、推しの系統は常に笑顔を振りまく前髪をしっかり固めたキラキラ王道アイドル。猫を3匹飼っているが、1匹しか懐いていない。好きな食べ物はお好み焼き。