【ロッテ松川虎生】今季の松川はひょっとする!くすんだ目がキラキラ光りだした司令塔

ロッテの開幕戦で若き司令塔が、攻守でチームを勝利に導きました。3月27日の西武戦(ZOZOマリン)に松川虎生捕手(22)が「8番捕手」で先発出場し、2安打2打点。守っては、先発したドラフト2位ルーキー毛利海大投手(22)をリードし、5回無失点でプロ初登板初勝利をアシスト。ルーキーイヤー以来となる開幕スタメンマスクで、存在感を強く示しました。オフに力を入れてきた守備の安定感が打撃に繫がっています。

プロ野球

★主な内容

  • オフの取り組みが自信につながっている
  • 光山コーチも高評価「キャリアハイを狙える」
  • サブロー監督のうれしい誤算「まさか…」

◆松川虎生(まつかわ・こう)2003年(平15)10月20日、大阪・阪南市生まれ。鳥取東中では貝塚ヤングに所属。市和歌山では3年春にセンバツ出場。高校通算43本塁打。21年ドラフト1位でロッテ入り。1年目の22年、高卒新人捕手では史上3人目となる開幕戦先発出場。4月10日オリックス戦で佐々木朗の完全試合をアシスト。球宴では高卒新人捕手で初のファン投票選出。同年は76試合に出場したが、23年9試合、24年2試合、25年6試合。178センチ、98キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1400万円。

ロッテ対西武 勝利し笑顔で「パワー」をするロッテ松川(左)、ポランコ(中央)、毛利(撮影・宮地輝)

ロッテ対西武 勝利し笑顔で「パワー」をするロッテ松川(左)、ポランコ(中央)、毛利(撮影・宮地輝)

開幕戦で鮮烈2安打 先制打に執念の追加点

開幕戦。松川は打撃では、第1打席でいきなり結果を出した。

2回、キャプテンのソトが二塁打で好機を演出。2死二塁の場面で回ってきた。

「初球からアジャストはできなかった」と振り返る。西武渡辺の初球147キロを打ちにいったが、ファウルになった。2球目のスプリットを見送り、カウント1―1。3球目、内寄りの148キロを捉えた。

「しっかりセンターへ入っていきながら、いいスイングができた」と手応えがあった。中前へ運び、先制点をもたらした。サブロー新政権での初得点にもなった。

ロッテ対西武 2回裏ロッテ2死二塁、適時打を放つ松川(撮影・宮地輝)

ロッテ対西武 2回裏ロッテ2死二塁、適時打を放つ松川(撮影・宮地輝)

続く2打席目は、1―0の4回1死満塁。「ゲッツーだけは打たない」と意識した中でバットを折りながらも執念の一打だった。打球は三遊間を抜け、貴重な追加点となった。

「『ちょっとゲッツーかな』と思ったんですけど、手応え的に押し込めた感じはあったので、なんとか抜けてくれて良かったです」と振り返った。

ロッテ対西武 2回裏ロッテ2死二塁、先制点となる適時打を放つロッテ松川(撮影・小島史椰)

ロッテ対西武 2回裏ロッテ2死二塁、先制点となる適時打を放つロッテ松川(撮影・小島史椰)

強気のリード光る データと感覚を信じた6球

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1999年5月生まれ。千葉県柏市出身。専大松戸中学から専大松戸高校に進学し、野球部マネージャーを経験。青山学院大学文学部フランス文学科に入学し、フランス語やフランス文化について学ぶ。
2022年4月に入社。同年10月から野球部配属でアマチュア野球担当、23年11月からロッテ担当を務める。
趣味はアイドル鑑賞。乃木坂、櫻坂、日向坂の他にもk-popやTIFなど、これまで数々のライブに参戦。ライブでレスをもらうことが生き甲斐で、推しの系統は常に笑顔を振りまく前髪をしっかり固めたキラキラ王道アイドル。猫を3匹飼っているが、1匹しか懐いていない。好きな食べ物はお好み焼き。