【前検リサーチ】

初日は11Rに気配確かなメンバーがそろった。小野達哉、西川昌希、大庭元明、岡祐臣と目移りする。中でも1枠で臨む小野は、思い通りのエンジンを手にした。「実は、同期の(中山)雄太から聞いていたんです。このエンジンいいっすよって。そうしたら、引けたんです」。手にした49号機は、前回にその中山が優出5着。その前にも2連続でファイナルに乗り、目下3連続優出中。「試運転は芹沢(克彦)さんと合わせて半分伸びました」。ムード良く、前半3Rとともに連勝を狙う。

大阪勢では山本兼士も前検で6秒59と2番目の好タイム。「向かい風の割に、スタートが思ったより届き過ぎた」。こちらは7R1枠で好発進を狙う。

岡、西川の三重勢も動きは軽快だった。特に岡は前期F2に苦しんだが、今期は完全に復調モード。「ペラをたたいて反応があった」と納得した。