【ヤマコウの時は来た!】
1着インタビューを担当している中田まみさんは、小倉竜二が好き。「結婚するなら、オグとダルビッシュとどちらとする?」と聞いた。すると迷わず「オグ様!」と答えた。金子真也君、「世の中、お金じゃないのだよ」。まみさんの答えは、一服の清涼剤となった。
さて、決勝で誰を本命に推すか。私は清水裕友の走りに可能性を感じる。1予は逃げて2着。2予Aは落車もあって最終ホーム6番手。ここから南潤をまくっていくのだが、自転車の進みが良くなかった。それでも何とか3着に入り準決を迎える。再度、南との対戦に加え、平原康多や中川誠一郎もいて激戦が予想された。南の先行は予想できたが、清水の出方はなかなか読めなかった。
初手で平原は少しけん制して、清水の出方をうかがった。力を認めている証拠だろう。後ろから南が動いて平原を押さえる。ここで少し平原が動揺した。「なんで俺を押さえているのだろう」という感じだ。そこですかさず清水が前をたたいて南を迎え入れる形を作った。最終ホームは南の先行で、3番手に清水、5番手に平原となる。平原相手に位置取りで勝った清水もすごいが、ギリギリまで引き付けて駆ける南も見事だった。
決勝は初手が非常に重要だ。渡辺一成はカマす展開が理想だろう。脇本が後ろから動いて主導権を取る。高知共同通信社杯の決勝でのコース取りを見ても分かるように、清水はなりふり構わず取りに行くとみた。(日刊スポーツ評論家・山口幸二)






















