日本代表の海外組合宿が4日、千葉県内で4日目を迎え「2人ぼっちの午後練習」が行われた。FW岡崎慎司(29=マインツ)とDF長友佑都(28=インテルミラノ)を、ハリルホジッチ監督らスタッフ17人+撮影班1人の計18人が取り囲む異例の光景。気の抜けない2時間に、長友は「(雰囲気が)独特すぎてビックリしましたよ。あんな練習は初めて」と苦笑いした。

 初日の1日から参加しているMF長谷部ら8人が午後練習を免除され、異例の「2人合宿」となった。アップの6分間走でスタッフ11人を引き連れ、どんな練習をするにも18人36の瞳の監視下。客席の若い女性から「コーチ多すぎじゃね!?」と声が飛ぶ異様な光景となった。

 内容も珍しく、指揮官が自ら小刻みなタッチのドリブルやターンの手本を示した。一見、入門編のようなメニューから元フランス代表MFジダンの得意技マルセイユルーレットまで。「やったことない練習ばかり…」という長友は、約700人の観客の前でボールが足につかず四苦八苦。セリエAプレーヤーも「小学生に見られて恥ずかしかった」と照れるしかなかった。

 一方で密度の濃さも「2人占め」。岡崎は「今日の内容を『週に1回はやれ』と言われた。集まってくれたスタッフに感謝したい」と頭を下げた。【木下淳】