女子W杯で準優勝した日本代表「なでしこジャパン」が7日、カナダのバンクーバーから成田空港に帰国した。

 1次リーグ初戦のスイス戦で左足首を骨折した安藤梢(フランクフルト)は「全治までは(医師から)3カ月と言われている」と回復までの見通しを明かした。国内でリハビリを続ける。

 9日に33歳になる安藤は、今回のW杯に懸ける思いが強かった。負傷直後はショックを受けたが「仲間に勇気づけられ、また強くなって戻ろうという気持ちになれた。けがを治してピッチに戻った先に五輪がある」と語った。

 離脱中に自身の代役としてベンチに置かれた白いクマの縫いぐるみを持って帰ってきたそうで「大切にしたい」と笑った。