【ドーハ=佐藤成】日本が8大会連続12度目のオリンピック(五輪)出場を決めた。パリ五輪アジア最終予選(3・5枠)を兼ねた大会でイラクに完勝。前半にFW細谷真大(22=柏レイソル)と荒木遼太郎(22=FC東京)がゴール。2位以上が確定する決勝進出を果たした。

歓喜の瞬間を会場で見守ったA代表の森保一監督(55)は試合後、日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを発表した。「非常に難しい連戦を勝ち抜いてオリンピック出場権獲得できたのは本当に素晴らしいことだと思います」とたたえた。

続けて「監督、スタッフ、選手、チームが一丸となって戦った結果だと思いますが、大事なシーズン中にもかかわらずこのチームへ選手を送り出されたクラブの皆さまや、指導者の皆さま、選手を日頃からサポートされてきた多くの方々の努力のたまものでもあると思います」とし「こうして日本サッカーがまたひとつ世界の舞台で戦える権利を得ることができたことを素直にうれしく思います」と喜んだ。

5月3日(日本時間4日午前0時30分)の決勝(対ウズベキスタン)に向けては「次の試合も勝ってアジア王者としてパリでの健闘を祈りたいと思います」とエールを送った。

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