日本(FIFAランク40位)がW杯ロシア大会出場決定後、初の国内試合を不完全燃焼のまま終えた。ニュージーランド(同113位)に2-1で辛勝したが、チャンスを外し続けるなど攻守に内容は乏しかった。

 MF小林祐希(25)は後半15分から出場し、アピールに成功した。スペースを空けるフリーランニングで味方を助け、後半40分の好機ではペナルティーエリアに入って強烈なシュートを打つなど見せ場をつくった。「(所属チームでのプレーより)高い位置を取って、打てたのが良かった」と収穫を口にした。ただ、相手の疲労が顕著になった時間帯でのプレーだったことを挙げて「評価しづらい」と話した。