来年6月に行われる女子ワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグの組み合わせ抽選会が8日(日本時間9日未明)に行われ、2大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパン(FIFAランク8位)はイングランド(同4位)、スコットランド(同20位)、アルゼンチン(同36位)と同じD組に入った。

抽選は出場24カ国を世界ランクによって4つのポッドに分け、日本はポット2に入った。まずそれぞれのグループに世界ランク6位までのポッド1の国が振り分けられ、2巡目に登場した日本は、先にイングランドが入っていたD組に決まった。イングランドとは来年2月から3月にかけて米国で開催される国際親善大会で対戦することが決まっており、W杯前哨戦となることになった。

抽選会では、ドロワーとしてフランス男子代表のデシャン監督や元ブラジル男子代表MFのカカ氏ら、そうそうたる顔触れが並ぶ中、11年ドイツ大会優勝時の日本の主力だった元日本代表MF宮間あや(33)もその1人として登壇。ポッド2の抽選時には宮間が日本を引き当てた。また、抽選会場には日本の高倉麻子監督も足を運んでおり、抽選を行う宮間の姿を笑顔で見守っていた。

大会は19年6月7日から7月7日にかけてフランスで開催される。