なでしこジャパンは10日、東アジアE-1選手権初戦の台湾戦の前日練習を行った。約1時間半調整。台湾は、なでしこリーグの仙台なども率いた日本人の越後和男監督(53)が1月から率いている。高倉麻子監督(51)も越後監督と親交があるといい「『2桁(得点)はやめてくれ』と言われましたけど、粘り強さがあるチームですし、間違った入り方をしないように。準備をしていきたい」と、18年アジア大会で20年ぶりの4強入りを果たすなど、発展を続ける相手を警戒した。

8日に大半の代表選手が所属クラブで皇后杯を戦っており、台湾戦ではサブメンバーに出番が回ってくる可能性も高い。3月の米国遠征以来の招集で、今回唯一、開催地である韓国のクラブでプレーするFW池尻は「フィジカルの強い韓国で成長できた部分もある」。