U-23アジア選手権(8日開幕、タイ)に向けて同所で合宿中の東京オリンピック(五輪)世代U-23日本代表MF松本泰志(21=広島)が合宿2日目の3日、プロ入りの門戸を開いた元広島スカウトの村山哲也氏(45)と再会を果たした。

19年度、タイ・サムット・プラカーン・シティーFCの監督を務めた村山氏は、大会に臨む日本代表の事前合宿のサポート役としてチームに同行。埼玉・昌平出身の松本は、ベスト4まで勝ち進んだ16年夏の高校総体で、当時広島のスカウトを務めていた村山氏に見いだされた。プロ入り後もアドバイスをくれた師と世界の舞台で再会し「うれしいです」。五輪イヤーの幕開けに恩師の前で活躍し、指揮官にアピールする。(バンコク=杉山理紗)