ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のアウェー、ベトナム戦(11日)に臨む日本代表が、ハプニングに見舞われた。日本サッカー協会(JFA)は9日、FW南野、古橋、DF吉田、冨安ら欧州組の11人を乗せたチャーター機が、遅延トラブルに遭っていると発表した。チャーター機は、オランダからベトナム・ハノイへ向けて出発。給油のため立ち寄ったロシアの空港で、足止めを食らっているという。

当初はこの日の午前中に、ベトナム入りする予定だったが、現在の見通しは立っていないという。チームは現地時間の18時から練習を予定していた。今後のフライトの状況によっては最悪の場合、キャプテンを筆頭に南野、冨安ら攻守の柱が間に合わない可能性もある。そうなれば、全員が集まれるのは試合前日の練習のみ。ぶっつけ本番で、ベトナム戦を迎えることもあり得る。アウェーの地では、本当に何が起こるか分からない。