日本代表の森保一監督が9日に取材対応し、1日に80歳で死去したイビチャ・オシム元日本代表監督について「存在自体がすごいと思う」と敬意を表した。

オシムさんについて「人としても指導者としても、カリスマ性を持って言葉や背中で人を引きつける力を持っていた」と話して惜しんだ。直接の接点はなかったというが、森保監督も「日本サッカーの日本化」などオシムさんが日本に残したものを受け継いだ1人。「サッカーは走らなければ勝てないということはオシムさんも言っていた。運動量多く、かつ状況に合わせていつどこに走るのが効果的なのか。守備なら1歩早く動くことが相手を止めることになる。勤勉に走り続ける戦い続けるということを個々が実践しつつ、組織力は日本のよさ。継続してさらに磨きをかけていけるようにしたい」と、自身に課された仕事をまっとうすることに集中する。