元サッカー日本代表の内田篤人氏(34)と大久保嘉人氏(40)が、W杯カタール大会での日本代表の戦いを予想した。

13日に東京・港区の「六本木ヒルズアリーナ」で行われたW杯開幕100日前イベントに出席。テレビ朝日系でサッカー解説を務める内田氏と、フジテレビ系W杯スペシャルナビゲーターの大久保氏。日本代表の成績予想の話題を振られると、内田氏は「1勝1敗1分」、大久保氏は「ベスト8」と書いたパネルを出した。

日本代表は1次リーグで強豪スペイン、ドイツ、コスタリカと対戦する。内田氏は「(W杯出場プレーオフの)コスタリカの試合を見てきたが、コスタリカにはかなり勝機があると思っている。初戦ドイツとどうなるかでこんな感じかな」と説明した。

また、イベントに訪れた観客からの質問コーナーでは「攻め方が伊東、三笘の個人戦術頼み。日本はどう戦って行くか」と鋭い声が飛んだ。

内田氏は「森保さんがどういうサッカーをしたいかだと思う。個人で素晴らしい選手がいるので、個人に頼るのもあり、全然オッケー。あとはバリエーションが増えたらいいよね、というところ」。日本の今の戦いぶりを肯定しながらも、戦術の幅の広がりに期待。「セットプレーも1つ。準備期間の時間もあるので、1つ2つ、トリックプレーを用意してるかと思う」と予想した。

大久保氏も「2人の個人技は有効だと思う。その中で他の選手とのコンビネーション、残り何試合かでやっていけば、すごく日本の強みになると思う。やりながら自信を付けてもらえば」と話した。