FIFAワールドカップ(W杯)の公式ツイッターの日本語アカウントが24日までに動画を投稿し、U-20日本代表DF高橋仁胡(17)の父親のインタビューが反響を呼んでいる。

アルゼンチン人の父親と日本人の母親との間に生まれた高橋は、20日(日本時間21日)に行われたU-20W杯アルゼンチン大会の1次リーグ初戦のセネガル戦に先発フル出場。1-0の勝利に貢献した。

アルゼンチン・ラプラタで行われた同試合を会場で観戦した高橋の父親は、動画の冒頭で「私はフェデリコ・センダゴルタです。U-20日本代表、高橋の父親です」とあいさつ。続けて「私たちはラプラタ出身で、私と4人の兄弟はそこで生まれました」と自身の出身地がラプラタであることを告白した。

同地に住んでいたが、76年に軍事独裁政権が誕生したことで、スペイン・バルセロナに移住。そこで高橋の母親と出会ったことも明かした。

高橋のこれまでの所属チーム遍歴などを話し、「なんの偶然か、(高橋は)今日ここで私が生まれた街でプレーしています。本当に誇りに思いますよ」とうれしそう。そして「ここに家族と一緒に戻ってきて息子が日本代表のために戦っているのを応援するのは夢のようですし、本当に最高なことです」と話した。

この動画に対しては「感動的」「背景を知ると、もっと好きになっちゃう」「素敵なお話し」「ドラマみたいな本当の話 巡り合わせってすごい」といったコメントが寄せられた。